大阪でアニメやゲームを追求したい人はココ

ゲームやアニメは今では日本が誇れる文化の一つです。

世界から高く評価されていることもあり、「将来は声優になりたい」「ゲームを作る人になりたい」と強い意志をもって、専門学校に進もうと考えている方が増えてきています。とはいえ、アニメやゲーム等の専門学校では具体的にどんなことを学べるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は専門学校の中身についてご紹介します。

どんな学科がある？

専門学校の種類にもよりますが、ゲームやアニメの専門学校では複数の学科から学びたい内容を選ぶことができます。今回はゲーム・アニメ・マンガ・文芸の4種類に分けて解説していきます。

ゲームデザインやシナリオ、プログラム、CGの基礎からプレゼンテーションまでゲームを作るのに必要な知識を幅広く学びます。1年生ではチームでゲーム制作を行ったり、個人制作でゲームエンジンを使ったりすることもあります。

「ゲームプランナーになりたい」「ゲームデザイナーになりたい」など、ゲーム制作の現場で働きたい方におすすめです。

ゲーム開発を学ぶ学科です。最初はプログラミング言語の基礎を学ぶことから始めますので、プログラミングに詳しくない方でも安心。段階を経てプロと同じように、実際のゲーム制作も行います。

短い期間であっても即戦力となれる実践的な技術が身に付くでしょう。ゲームプログラマーやVR・ARエンジニアなどを目指す方におすすめです。

最近のゲームやアニメでは主流となっているのが3DCG技術。3DCGソフトを用いてキャラクターや背景を作成していくデジタル技術のことをいいます。

3DCG学科ではこのデジタル技術の他、デッサンなどのアナログ技術を学べる学科もあります。ゲームキャラクターデザイナー、CGアニメーター、イラストレーターを目指している方におすすめです。

アニメを作る第一線として活躍を目指す人の為の学科です。原画から編集までの制作の全工程について最新の技術を学ぶことができます。

正に「観る側」から「創る側」になれるのがアニメーション学科の特徴。アニメ監督やアニメーター、アニメ演出家などを目指す方におすすめです。

アニメの中でもっとも欠かせないキャラクターデザインに携われる学科です。「こんなキャラクターを作りたい」そんな想いを実現することができます。

自分のアイデアを表現するだけではなく、技術力も学べるのが特徴。キャラクターデザイナーやイラストレーター、絵本作家、WEBデザイナーを志す方におすすめです。

声優になる為の基礎や技術を学べる学科です。プロから直接助言を受けたり、手厚いレッスンを受けられたりと、声優になる為のノウハウを身に付けられます。

学校によっては、在学中に学内オーディションを受けてプロダクションへ直接所属できるチャンスも。声優や声優アーティスト、舞台俳優、ナレーターなど「声」を使った職業を目指す方におすすめです。

マンガやイラスト、デザインのすべてを学べる学科です。今やSNSをきっかけにヒットするマンガ家も多数活躍する時代となった今、効率よく発信する為の技術も学べます。

基礎技術を身に付け、その後は本格的な作品制作へ。学校によっては、プロの添削を受けられることもあります。マンガ家やマンガ作画担当、アシスタントを目指す方におすすめです。

文章力や描写力に特化した学科です。ストーリーの進め方やキャラクターを魅力的に見せる方法などを学ぶことができます。

作品作りを繰り返す中で、新人賞受賞やデビューを在学中から目指します。小説家やアニメ脚本家、ライター、編集者を志す方におすすめです。

学生が将来の夢に向けて集中して学べるように、専門学校では設備投資にも力を入れています。

座学を受ける為の講義室をはじめ、防音設備が完備されたレッスンルームやレコーディングスタジオ。デザインやイラストに最適なデッサンスタジオや制作室、ミーティングに使える打ち合わせスペースなど、学校によってさまざまです。

卒業制作発表や講演会用のホールは、自分の成長した成果を他の学生に見てもらう大切な場所となります。自分が進みたい学科の設備がどれだけ充実しているか忘れずにチェックしましょう。

専門学校にもよりますが入学金は100,000円前後です。また授業料や施設設備費や実習費などが年間で1,200,000円前後掛かります。他にも教材費や学校生活費、校友会費、卒業年次諸費用が別途年間で200,000円前後必要な場合もあります。

専門学校は2年制が主流なので、卒業までに3,000,000円以上は掛かると思っておくと良いでしょう。自宅から通うなら交通費も必要ですし、一人暮らしをする場合は家賃・食費も捻出しなければなりません。親の仕送りに頼れるところは頼りながら、空き時間でアルバイトをすると、金銭的負担を減らせます。

今や全国各地にゲームやアニメの専門学校があります。その為、進路をひとつに絞るのがなかなか難しいところです。家から近い所、学費が一番安い所など通いやすさを基準にするのもいいですが、大事なのは専門学校の中身をよく見ることです。

これらを基準にするのもおすすめです。

今回はゲームやアニメの専門学校の中身についてご紹介しました。学校によって細かい部分は異なりますが、「専門学校」というからには専門的な技術を学ぶことができます。

学校側もただの趣味で終わらせることなく、就職まで徹底的にサポートしてくれます。

本格的にゲームやアニメの分野で食べていきたいと考えている方は、専門学校への進学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。